学校の四季

子どもが走る、寝そべる、転げまわる。都心近くにあって豊かな緑、土のにおいは学校の大きな財産です。

しぜん広場の子どもたち

しぜん広場の子どもたち

「しぜん広場」の名前は子どもたちがつけました。
この名前には草花が咲き、木の実がなり、虫や魚や鳥がいる。
そんな自然の中で思い切り遊びたいという
子どもたちの願いが込められています。
この広場には、大きなカエデ、コナラ、クヌギ、トチ、シイ、
アンズ、クルミ、カキなどのいろいろな樹木があり、
春は新緑、夏には木陰、秋には実り、冬は落葉があります。
ちょっぴり勇気のいる木登りや、
枝にぶら下げたブランコで遊べます。
草原には、虫たちがすみ、池にはメダカやタニシ、ヤゴなどがいて
生態観察もできます。小川の水遊びは夏の一番人気です。
この広場は、校地の一角にあるささやかな自然ですが、
子どもたちにとっては、一番好きなかけがえのない場所です。

畑での作業、栽培活動

畑での作業、栽培活動

桐朋小学校では、全学年が畑の栽培活動をしています。
そこでは、小松莱、大根、人参、ジャガイモ、サツマイモ、
ピーマン、キュウリ、ナスなど実に色々な野菜がつくられ、
難しいスイカに挑戦するクラスもあります。
耕し、種を蒔き、草を取り、肥料をやり、
額に汗して作物を育てる。
土に親しむことの難しい都会でのこの畑作業は、
子どもたちにとってかけがえのない労働と、
収穫の喜びの体験となります。

収穫物とやきいも

収穫物とやきいも

畑では、季節ごとにさまざまな収穫があります。
キュウリのなるころには、毎日毎日新鮮なものが採れます。
収穫したジャガイモでカレーライスを、
冬は大根でおでんを、作ります。
そのなかで最も楽しいのは、秋のやきいもの会です。
しぜん広場に落ち葉を集め、焚火をおこし、煙に涙を流しながら
いもを焼き、みんなでアツアツのやきいもを食べるのは、
もはやぜいたくな経験かもしれません。
自分たちで育てたものを、自分で料理し、
みんなと食べるのは本当に楽しいことです。
その経験は子どもたちに、食物の大切さを教えます。