2020.1.18

被爆アオギリ二世 植樹プロジェクト [Ⅱ-217]

 先日、しぜんひろば委員会(5.6年生)の子どもたちが全学級に行き、[被爆アオギリ 植樹プロジェクト]のお知らせをしました。

 2019年10月、6年生が広島へ修学旅行をした際、[被爆アオギリ二世]の苗木をいただいてきました。[被爆アオギリ二世]について、各学年の人たちがわかるように話してみました。それを植樹する日時、場所を伝え、「植える様子を見守ってもらえるとうれしいです!」と呼びかけました。

 左 広島平和公園の被爆アオギリ 右 いただいてきた[被爆アオギリ二世]

 被爆アオギリには、次のメッセージが書かれています。

 昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3㎞、広島市中区東白島町の旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。

 その後、被爆アオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園に移植されましたが、[平和を愛する心]、[命あるものを大切にする心]を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けて配布しています。

 皆さんの手で大きく育て、平和の尊さを伝えていってください。広島市長 松井 一實

 この特別な苗木を、これから桐朋小学校のみんなで大事に育てていきたいと思います。 

一覧に戻る