桐朋小だより

2019.10.23

3年生

学び合う漢字学習

3年生の国語の一コマです。国語の時間に毎日少しずつ漢字の学習を進めています。

6人の班で学習をします。漢字1字につき教える担当は2人。学ぶ担当は4人。日替わりで交代して取り組みます。

教える担当の人は事前に自主学習で練習してきて先生に文字のポイントを習ったり、丸つけをしてもらったり、質問したり、自分で考えて教えるための準備をします。

事前の学習が成立していないと友だちに教えることが出来ないことや、逆にしっかり準備ができているとうまく教えられることに気が付きます。

もちろん、しっかり準備をしてもなかなかうまく教えられないこともあります。どうしたら伝わるか。がんばった人ほど失敗を次に生かそうと工夫します。ペア同士で相談します。

 

じっくり座って一から教わることで学び、正しく理解し書けることももちろん大事です。(日々のノートチェックは教員が一文字ずつ点検)このことは当然大事にしながら、自分たちで学び合っていくことで、漢字学習をより身近に感じながら、習得に向けて学び合う心地よさを味わってほしいと願っています。

3年生から始まる辞書引き学習、自主学習の質の向上、計画的に準備することなど、3年生になって学んできている要素がいくつも含まれています。

学習をみんなで作っていくために、日ごろから声をかけ合うこと、確認し合うことを意識して、隣の人と、班の人と、友だちと、お互い支え合っている姿が、ますます頼もしくなっている3年生です。

さあ、次は何の漢字を学ぶのかな?

 

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