研究所だより

二八のつぶやき〈第6・7・8回〉

2013年12月20日


冷たい雨(のち霰?雹?)の、不思議なお天気ですね…。
 
明日より、教育研究所は冬休みに入ります。
業務開始は、年明け1月10日よりとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
ところで、ふと気づいたら、「二八のつぶやき」が、
なんと三回分もたまっておりました!
大変申し訳ございません……。
 
年末スペシャル、ということにして(むりやり)、
三回分まとめてお届けいたします^^
 
それでは、どうぞ! ↓
 
 
〔2013 / 10  No.6〕
 
 
今号(※2013年10月号)の六面、執筆予定の方のご都合がつかず、
原稿が整わなかったためつぶやき再びです。
 
先のつぶやきで、学校現場でも「土下座」が…ということを話題にしましたが、
さっそく起こりましたね。
 
大津市の母親(41歳)が「娘がいじめられている」との理由で、
担任ら二人の教員を殴り、土下座をさせ、
結果、強要や傷害の疑いで逮捕されるという事件が起こりました。
今後も似たような事件が起こるかと思うと、暗澹たる気分になります。
私が教員になった40年ほど前は、
学校や教師に対する無条件の信頼がまだあったような気がします。
そんな中で伸び伸びと教師生活を楽しんでいた時代を懐かしく思います。
 
話は変わって、今、私が教師になった40年前より
さらに10年ほど前の時代を舞台にしたSF小説を夢中になって読んでいます。
スティーブン・キングの新作「11/22/63」
(イチイチ・ニイニイ・ロクサン)(上下巻)。
 
主人公ジェイクは高校の英語教師。
ある日、行きつけのダイナーの主人から信じられない話を聞きます。
ダイナーの奥に「過去へ通じる穴」があり、
これまで何度も過去へ行っていたというのです。
やがてダイナーの主人は壮大な計画を実行しようとしますが、
志なかばで病に倒れ中止を余儀なくされます。
ついてはジェイクにその計画を引き継いでほしいというのです。
その計画とは、本書のタイトルでもある1963年11月22日、
テキサス州ダラスで暗殺されたJ・F・ケネディの暗殺を阻止し、
そののちベトナム戦争にいたる歴史の流れを変えてくれ、というものでした。
半信半疑で「穴」をおりていったジェイクは過去の世界で
様々な衝撃的な体験をします。
 
この小説の設定でおもしろいのは、「穴」の先は何度行っても
常に1958年9月9日午前11時58分という点。
そして過去で過ごした時間に関係なく、「穴」を通じて現代に戻ると、
出発した時間からわずか2分しか経過していないのです。
 
さらに、再び過去に戻ると、前回までの時間旅行の内容は
すべてリセットされてしまいます。
失敗したら現在に戻って再挑戦できるものの、
ジェイクが暗殺を阻止するためには、
過去の世界で5年間暮らさなくてはなりません。
その間には、心から愛する人との出会いもあります。
 
上下巻それぞれ500ページを超える大作。
まだ残り五分の一ほどありますが、
果たしてジェイクは暗殺を阻止できるのか?そして、愛する人との結末は?
 
「壮大な旅の果てに、僕たちは涙のラスト・シーンを目にする」という
本の帯のコピーに期待しつつ、早く読了したいと思っています。 
 
(岸)
 

 
 
〔2013 / 11  No.7〕
 
 
10月4日付けの『天声人語』に丸谷才一さんの挨拶の流儀が紹介され、
季刊誌『考える人』(秋号)の特集が「人を動かすスピーチ」であることにも触れていた。
 
さっそく買ってみた。
 
大変読みごたえがあった中で、
桐朋女子にいかに来てもらうか?〟にリンクして、
共感できる部分があったので紹介してみたい。
 
なぜキング牧師のあの歴史的名演説〝I HAVE A DREAM!!〟が
半世紀を経てなお人々の心を揺さぶるのか?
「それはキング牧師が、他の公民権運動のリーダー達とは違い、
黒人への差別撤廃のみならず、
『すべての人の平等を実現する』という大義(WHY)が
彼の核心に明確に存在し、それを言葉にする力があったからである。」と
〝ゴールデンサークル〟の提唱者サイモン・シネックは述べている。
 
〝ゴールデンサークル〟のいちばん外側にあるのが、
WHAT(何)。企業や組織、あるいは個人は、
自分が何をしているのかはだいたいわかっていて、うまく説明もできる。
 
次にHOW(手法)。
どのような方法で物事を進めているかも説明できることが多い。
ただ核心にあるWHY―なぜそれをしているか―となると、
名言できる人や企業が途端に少なくなってしまう。
人々を鼓舞して活力を与えるリーダーは、WHATではなくWHYからスタートしている。
 
わかりやすい例がアップル。
普通のコンピュータメーカーの宣伝は外側(WHAT)からのアプローチだが、
 
アップルは
「現状に挑戦し、我々は違うものの考え方をします(WHY)。
美しいデザイン、シンプルな操作の製品で現状に挑戦しています(HOW)。
その結果、素晴らしい製品ができました(WHAT)。
いかがですか?」
 
つまりアップルを買う人は、アップルの製品を買うのではなく、
その思想や提示されたライフスタイルに共感する。
アップルのWHYを買うのである。これがシネックの説明である。
 
さて、桐朋女子のWHYを受験生や保護者に買ってもらうためには?
今までもそうであったように「なぜこのような入試を行っているのか?
なぜこのようなカリキュラムになっているのか?
6年後はどんな女性として巣立ってほしいのか?」といった、
大義・理念(WHY)を全教員がしっかり共有して、
広報活動や学校説明会に臨むことが大切であるという思いを改めて強くした。
 
(真野)


 
 
〔2013 / 12  No.8〕
 
 
4月15日、その日、大リーグでは
グランドにいるすべての選手が背番号「42」をつける。
どのチームも、どの選手も、敵も味方も関係なく。
 
背番号「42」、それは、大リーグで唯一の、全球団共通の永久欠番。
映画『42~世界を変えた男~』を観た。
 
1947年、一人のメジャーリーガーが誕生する。
彼の名はジャッキー・ロビンソン。背番号は「42」。
当時、白人選手だけで構成されていた
400人のメジャーリーガーの中で
たった一人の黒人選手。
 
そんな彼を待っていたのは、出て行け!の大合唱。
そしてあらゆる形の差別。
観客、マスコミ、時には審判やチームメイトも敵に回る。
 
そんな中で、何ものにも屈せず、やり返すことなく、
ただひたすらに全力でプレーするジャッキー。
そして、彼を支える球団のGM、ブランチ・リッキー。
はじめはこの二人に反発していたチームメイトも、
マスコミや観客と共にジャッキーの素晴らしいプレーと、
やり返さない勇気に良心を揺さぶられ、次第に変わっていく。
 
ジャッキーがいなければ、の大リーガーでの黒人選手の活躍もなく、
また人種の違う松井やイチローたち日本人のメジャーでの活躍もなかったかもしれない。
つまらないことに腹を立て、いつまでも根に持つわが身を振り返りつつ、
「人間の尊厳」を身を持って示したジャッキーの強さに
感服しつつ映画館を後にした。
 
それから一週間後、南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領が死去、
とのニュースが飛び込んできた。
 
ジャッキー以上に悲惨な境遇。
マンデラ氏の偉大さは常に死を覚悟しつつ、
27年6か月におよぶ獄中生活の中でも、人種間の融和を一貫してめざし、
怨恨ではなく寛容を、報復ではなく和解を訴えたことにある。
まさに巨星墜つの感慨を持った。
 
一方で、ここ数日、
北朝鮮の粛清のニュースが紙面を賑わせている。
失脚したナンバー2の張成沢氏が軍事裁判の直後に処刑されたという。
「人間の尊厳」など一顧だにしない金正恩政権。
独裁が長く続かないことは歴史が示している。
ジャッキーとマンデラ氏の不屈の闘争心と勇気に想いを馳せつつ、
北朝鮮の人々に平安が一日も早く訪れんことを祈りたい。
 
(岸)
 
 
おまけ-----------------------------
 
 
真野先生宛に、すてきなお花が届きました!
 
研究所のスタッフだけで見るのははもったいないので、
おすそ分けさせていただきたいと思います^^
 
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
 
 
 
 
赤、青、白、紫、緑、黄色……。
みごとに学年色がそろった花束です^^
 
 
 
……と思って見ていたら、なんとエンドウマメ(?)が!
 
 
エンドウマメ付きの花束が、
あまりにめずらしく、かわいらしかったので、撮影してみました。
 
まさに「花も実もある」
桐朋生にふさわしいお花ですね。

八ヶ岳高原寮・絵はがきセット発売中です!

2013年12月06日

気が付けばもう12月……。
すっかり街はクリスマスの雰囲気ですね。

イルミネーションが街をキラキラと華やかにしてくれる季節^^
街や場所ごとに、光の演出にも個性があって、楽しいです。


さて、先日お知らせいたしました、
「八ヶ岳高原寮50周年・記念絵はがき」 (こちら ↓ )




教育研究所窓口(ポロニア館一階)と、総合受付にて、
販売開始しております!

8枚セットで、定価500円(税込)となっております。


岸先生、真野先生、写真を提供してくださった皆様、
紙の質にもこだわって制作してくださった印刷所の方々…。
50周年を迎えた八ヶ岳高原寮への思いが
たくさん込められた、すてきな記念絵はがきです。


ぜひ、お手に取られてみてくださいね。




お待ちしております!

八ヶ岳高原寮創設50周年記念!

2013年11月19日

このところ、すっきりと美しい秋晴れの日が続き、
なんだかとてもうれしく、心楽しくすごしております。
(これぞ日本の秋!ですね^^)

今年は、桜がとてもきれいな色に紅葉している…と感じるのですが
気のせいでしょうか?
つややかに鮮やかな紅色や、
ほんのり薄桃色と黄色のグラデーションになったものや、
ほんとうにきれいです。

あんな猛暑だったにもかかわらず、
時期が来ればきちんと美しく色づく植物はえらいなあ…としみじみします。


そんな清々しい朝、本日、桐朋では創立記念式典が行われました。
第48回桐華賞の発表もあり、岸先生によると、ご本人だけでなく、
お友達の受賞を喜ぶ生徒さんの姿もあったとか^^

さて、その数日前、教育研究所には、
大量の段ボールが運び込まれていました。 ↓





中身はなんでしょう……。




のぞいてみましょう…。




こちらです!





そうなのです。今年は、八ヶ岳高原寮、創設50周年なのです!
それを記念して、教育研究所では、真野先生、岸先生が企画なさり、
すてきな記念品を作られました。


こちらがその記念品、八ヶ岳高原寮の絵はがきセットです!



八ヶ岳高原寮の周りの自然や生き物たち、
四季折々の高原寮の風景を絵はがきに。


写真ももちろんすばらしいのですが、はがきの紙の風合いも
とても雰囲気があって、すてきなのです。
(先生方と印刷会社の方が、「良いものを…」とこだわって選ばれました^^)

ちなみに、写真を撮られた方は、真野先生、小学校の岡部先生、
卒業生のイトウフォトさん、元、中高の教員でいらっしゃった小笠原先生…、
と、すべて、桐朋学園にゆかりのある方で作られた、
こころのこもった絵はがきです。

生徒の皆さんには、本日、記念品としてホームルームでお渡しいたしましたが、
こちらの絵はがきは、販売も予定しております!

詳細が決まりましたら、また、ご報告させていただきますので、
どうぞお楽しみになさっていてください^^



 

二八のつぶやき〈第5回〉

2013年11月06日


秋も深まってまいりまして、
研究所の周りの木々も、だんだんときれいに色づいてきました。
清々しい空気の中、秋を満喫しております。

さて、桐朋教育研究所発行の月報、「轂(こしき)」2013年10月号が発行されました!
 
連載「二八のつぶやき」、今回は、第5回目、
岸先生のご担当です。

皆さまも、今季は夢中になってご覧になったかも?の
二つのドラマのお話です。






〔2013 / 10  No.5〕  



普段、連続のテレビドラマはなるべく見ないようにしている。
なかなか、続けて見ることができないからだ。
しかし、今年は二つのテレビドラマに引き込まれてしまった。

一つはNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」、
もう一つはTBS日曜劇場の「半沢直樹」。
どちらもリアルタイムでは見ることができないので録画して見た。

「あまちゃん」は初回をたまたま自宅で見て、
一気に引き込まれてしまった。
朝のドラマということでとにかく爽やか、楽しい。
主人公が苦境に立つこともあるが基本的にはあっさり解決。
様々な伏線が最終回の希望に満ちたラストシーンにつながり
満足できる終わり方であった。

一方「半沢直樹」は毎回見ていて苦しい。だけど目が離せない。
「下町ロケット」や「空飛ぶタイヤ」を書いた
池井戸潤氏の原作ということで見始めた。
池井戸氏の作品に共通するパターンは、
主人公がとことん追い詰められ苦境に立たされ、
最後に痛快な大逆転。

しかし、今回はおそらく続編につながるのであろう、
痛快な終わり方ではなかった。

二つのドラマは「じぇじぇじぇ」「倍返し」という流行語も生み出した。
今年の流行語大賞を争うことになるだろう。

「半沢直樹」ではもう一つ「土下座」のシーンが頻繁に描かれていた。
ドラマが放映されているさなか、
ある有名衣料品チェーン店で、女性店員二人に土下座をさせ、
その姿をツイッターで公開した女性客に
批難が集中するという騒動が起こった。
批難された女性が「半沢直樹」を見ていたか定かではないが、
学校現場においても保護者との間で既にいくつか
「土下座する、しない」といったトラブルが起きているという。

おりしも「あまちゃん」の脚本を書いた
宮藤官九郎氏の脚本・水田伸生監督による
「謝罪の王様」という映画が公開されている。
「土下座を越えた謝罪がある」
というコピーを掲げた喜劇であるが宮藤氏は言う。

「謝ることがコミュニケーションの手段になっていることが、
そもそも変ですよね。
悪いことをしたら、ごめんなさいと言う。
そんなシンプルな事なのに、
タイミングを計ったり、偉い人が出てきたり、
マイナスをプラスに変えようとしていることが、
もう本質を見失っていると思います。」

この映画は「相手に対して誠意と敬意」を持って
接することの大切さを教えてくれる。
「あまちゃん」においても主人公アキの素直さ、率直さが道を開く。

人と関わる教師という仕事。

「誠意」を持って「率直」に
生徒や保護者と向き合っていきたいとの思いを新たにした。              

(岸)




岸先生は時々、研究所でもお薦めの本や映画のお話をしてくださいます^^

秋は芸術と文学の季節!
ドラマや映画、小説の世界にひたってみるのもいいですね。

 

二八のつぶやき〈第4回〉

2013年10月23日


大変お久しぶり、の「研究所だより」でございます。

さて、随分前のこととなってしまったのですが、
桐朋教育研究所発行の月報、「轂(こしき)」2013年9月号が発行されました!
 
連載「二八のつぶやき」、今回は、第4回目となりまして、
真野先生のご担当です。

 
 
 
 
〔2013 / 9  No.4〕  
 
 
教育研究所の周辺は緑が多く気持ちがいい。
私は植物には詳しくないが、
『樹木誌』や樹木プレートを見ながら随分わかるようになった。

この緑や果実を求めて鳥たちがやってくる。
春はメジロ、ヒヨドリ、シジュウカラと賑やかな毎日だった。
一年を通して棲みついているのが、ヒマラヤスギを縄張りにしているハシブトガラス。
 
赤ちゃんが巣から落下して、興奮した親が生徒を襲ったことも。
カラスはどうも好きになれない。
むこうも私のことをそう思っているにちがいない。
 
その点、ハクセキレイはかわいい。
本館屋上に毎年巣作りをするあのお母さん。もう何歳?
近づいても逃げないし、チョコチョコ走る姿がなんとも愛らしい。
 
ところで皆さん、お気づきですか。
最近、ユリノキのてっぺんなどにとまっている巨大な緑色のインコを。
実はあのインコの大群が毎日、朝と夕にちょうど桐朋の真上を通過していくんです。
 
東京工業大学のキャンパスをねぐらにしていて、
昼間は深大寺の森で遊び、帰る途中に疲れた何羽かが
たまに桐朋のあたりで羽を休めている。
もともとは熱帯に暮らしていたインコだが、
観賞用に持ち込まれたものを誰かが放し、
都会で繁殖してあんな数になってしまったらしい。
人間が生態系を乱している代表的な例である。
 
生態系の乱れという点では蝶も同様。
数年前にグラウンドで見慣れない蝶を発見。
 
ゴマダラチョウに似ているが、ひとまわり大きく赤い斑点がある。
図鑑で調べると、日本では奄美大島にしかいないアカボシゴマダラだった。
 
温暖化の影響なのか?
さらに調べてみると、十五年程前にマニアが中国大陸から持ち込み、
それが関東南部を中心に繁殖し見られるようになったことがわかった。
 
温暖化の影響が最も顕著なのが、
西日本から北上してきたツマグロヒョウモンである。
この幼虫はスミレを食草にしているため、
植え込みのパンジーなどに卵が産みつけられ、
この十年ぐらいの間にかなり増えたらしい。
桐朋でも春から秋にかけて頻繁に見かけるようになった。
 
今年のビッグニュースは、七月に桐朋小学校前のクスノキの葉にとまっている、
国蝶オオムラサキを発見したことである。
 
すぐに網で捕獲に成功!
カメラにおさめて逃がしてあげたのだが、もうビックリである。
 
なぜいたのか、謎だ。

(真野)






真野先生が捕獲されたオオムラサキはこちらです!↑

 
自然大好き!昆虫大好き!鳥(カラス除く)も大好き!の真野先生。
 
ただ今、そんな真野先生が中心になって、
教育研究所ではある企画が進行中です。

詳細がお知らせできるようになりましたら、
「研究所だより」でもご紹介させていただく予定です!
どうぞ楽しみに(?)お待ちくださいね。

『桐朋教育』第45号が発刊されました!

2013年07月17日

『桐朋教育』第45号が完成しました!



  今回の特集は、

〈1〉 新教育課程 中学校・高等学校の数学・理科の教育
〈2〉 八ヶ岳高原寮五〇周年

です!


八ヶ岳高原寮の特集は、
高原寮管理人の牧村さんご夫妻と、
真野先生、鈴木力正先生の対談や、
42期卒業生の方の手記など、
美しい自然の写真とともに、盛りだくさんの内容です。


 

個人的には、卒業生の寄稿してくださった、
「これぞ、まさに“センス・オブ・ワンダー”ランド!」が
とても好きです。

高原寮の良さが、本当によく伝わってくる文章で、
「やっぱり、高原寮ってすてきなところだなぁ…」としみじみ。
(…未だ行ったことはないのですが)


  


その他にも、「活動の記録」、「こんにちは卒業生」、
清新な感性に心洗われる(落涙必至…)「桐華賞」入賞作品など、
読み応えたっぷりな内容でお届けしています。

もちろん、入学試験の内容についてもご紹介しています。


 ……あっ!
こんなところに真野先生が!

 


「桐朋教育」最新号は、総合受付でお求めいただけますので、
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


 おまけ----------------------------


虫取り網を持って、研究所に勢いよく入ってこられた真野先生が、
「小学校の前のエノキにオオムラサキ(オス)がいた!」
と見せてくださいました!

(それにしても先生…虫取り網が似合いすぎです…)


すごいすごい! 深い青紫の羽の色がとてもきれいです!

 

(持っているのは、生物研究室のMさんです)

 
日本の国蝶、オオムラサキ。

八ヶ岳の五〇周年をお祝いに来てくれたのかなーなどと、
Mさんを交えてしばし、突然の訪問客を楽しみました^^
 

 


この後、暑いから木陰に放してあげたほうがいいよね、と
外に連れて行ったところ、
空に向かってヒラヒラと高く、飛んでいきました。

二八のつぶやき〈第3回〉

2013年07月08日

桐朋教育研究所発行の月報、「轂(こしき)」2013年6・7月号が発行されました!

 (月報「轂」について、詳しくは研究所ホームページの「出版活動」でご紹介していますので、
  しつこいようですが、そちらもぜひぜひご覧になってみてくださいね)
 

さて、研究所所属のお二人の先生が連載されている「二八のつぶやき」も、
第三回目となりました。

今回は岸先生のご担当です!




〔2013 / 6・7  No.3〕

  「さっぱりわからん・・・」
ガリレオこと湯川学准教授と同じつぶやきを漏らしたくなる事件が相次いでいる。

ひとつは、原発事故からの復興に向け
被災者支援を担当していた復興庁の水野靖久参事官が
ツイッターで被災地などを中傷するつぶやきを繰り返していた問題。
復興庁自体の支援者対策にも本気で取り組んでいるのかと
疑念の声が上がるほどの大問題となっている。

もうひとつは大阪の府立中学校に勤務する二〇歳代の女性教諭が、
顧問を務める部活動に関して
「保護者会は口は出さないで、金だけ出してくれ」
「体罰もありだよね」などと不適切な書き込みをしていた問題。

水野氏は以前は実名でつぶやいていたが、
最近は匿名でのつぶやきを繰り返していたとのこと。
女性教諭は「心情を友達に話す感覚だった。第三者が見ている認識が足りなかった」
と話しているという。

ネット上での発言は不特定多数の人がそれを目にし、
様々な反応が返ってくることはわかりきっているはずのこと。
芸能人のツイッターやブログでの軽はずみな発言が物議を醸すことは日常茶飯事。
炎上したツイッターやブログ上での発言は
実に低俗で聞くに堪えない、見るに堪えないものが多い。

「二八のつぶやき」では、こんなこと書いたら何か言われるかな?
読者の反応が怖いなあと常にビクビクしながら、怯えながら原稿を書いている筆者としては
先の二人の感覚は「さっぱりわからない」。

次の参院選からはインターネットを活用した選挙運動が解禁されるという。
候補者の中には「使いたいけれど、トラブルや摘発が怖い」と二の足を踏む者も多いようだ。
たしかに今も問題になっているなりすましや個人攻撃への対応も必要になるだろう。
また、想定外の問題が起こることも懸念される。

生徒や卒業生から
「先生、ツイッターやってないの」「LINEやらないんですか」
といったことをよく言われる。
ガラケー(ガラパゴス携帯)愛用者の筆者としては、そんな機能はついていないし、
これからも自分の意見は限られた人にのみ伝えようと
決意を新たにしている昨今である。

(岸)
 

おまけ----------------------------

そんな岸先生ご愛用のガラケーはこちらです!
(ガラケーのシンプルさ、捨てがたいですよね…)





待ち受けはサイパンのおとなりの「テニアン」で撮影されたものだそうです^^
夏気分が盛り上がりますねー。

アロマテラピー入門 〈本日のハーブティー〉

2013年07月02日

本日のアロマテラピー入門、
ティータイムは夏らしく、アイスティーでした。

ハイビスカスのミントティーです。




透明感のあるレッド系のお茶の色に、
ミントのグリーンがよく映えて、
見た目にもすっきり涼やかできれいです^^

「とってもきれいだから、見て見て♪」と
坂口先生に誘っていただきましたが、
本当にさわやかな雰囲気のきれいなお茶でした!


(ちなみにお教室に入ると、撮影用に、と受講生の方が
窓辺にカップをセッティングしてくださっていました。
しばし感動…。ほんとにありがたいです…)


 さて、授業で作られていた本日のアロマグッズはこちらです。

ボディ用・ローズパウダーと
フット用・セージペパーミントパウダー。




フット用パウダーは防臭効果があり、
直接肌につけてもいいですし、靴の中に振り入れて使ってもいいそうです。

ボディ用のローズパウダーは、お風呂上がりや、
夏のお出かけ前にささっとつけたりすると、いい香りが続くそう…。

暑い夏も、こんなアロマの清々しい香りに包まれれば、
ここちよく過ごせそうですね^^
 

真野先生のイチゴ〈その5〉

2013年06月28日

お久しぶりです。真野先生のイチゴです。
液体肥料をあげてみたものの、あまり芳しい変化のなかったイチゴ…。

近影です ↓ (さっぱりしました)




桐朋講座「みんなのコーラス」で伴奏をしてくださっている
田仲先生にアドバイスをいただいたところ、
(ご自宅のプランターでイチゴを育てていらっしゃるのです)
「いらない葉っぱや枝は取っちゃっていいのよ!」
とおっしゃって、大胆に刈り込んで(?)くださったのです。

その後さらに、
「この葉っぱもいらないんじゃないか…この茎も…」
と私がどんどんカットしたため、とってもさっぱり!
(というより、かなりしょぼい感じに…?)
 

でもでも、イチゴのシーズンも終わったことだし、
元気がなくても、こんなものでしょう♪
と思っていたところ、生物研究室のMさんが、
兄弟イチゴを見せに来てくださいました。
 

見てびっくり!
ものすごく元気で、わっさわっさ茂っています!





お花も咲いています。




 しかも、つやつやの実までなっている!


……この違いはいったいなんなんでしょう…。

陽当たり?
鉢の大きさ?
Mさんが愛情たっぷりに育てているから?

…よく分からないのですが、
とりあえず、お日さまが必要な感じがする!
ということで、Mさんのところに、転地療養に出すことにしました。
 

大きめの鉢に植え替えて。


 

でも、いらない葉っぱを取り除いたせいか、
かわいらしい、新しい葉っぱが出てきています^^


 

兄弟イチゴには青い実がなって、今日も元気です。
兄弟一緒に、元気に育ってねー。




おまけ-----------------------

ちなみに、真野先生に献上されたイチゴ。
採りたてを召し上がっていただきました!

…が、甘みはいまいちだったようです。

イチゴ道は厳しいですねー。

アロマテラピー入門 〈せっけん Vol.2〉

2013年06月25日

先日のアロマテラピー入門は、
せっけんシリーズ第二弾でした。

今回は、使用感にこだわった、「クレイオリーブせっけん」




ちょっと、モンブランというか、コーヒーチョコのような見た目ですが、
やっぱり、ふんわり、いい香りがします^^

泡立ちは控えめなのだそうです。

でも、使用後は、「毛穴すっきり」!な
使い心地のよいせっけんとのこと。

「ぜひ、使ってみてくださいね」と先生に見本をいただいたので、
今日はさっそく使用してみたいと思います!

楽しみです^^


前回いただいた「ボディスクラブ」は、
かかと~足にがしがし使用いたしましたが、
塩のつぶつぶでの、マッサージ効果もあるような気がして
とても気持ちがよかったです。

その上、使用後はしっとり潤います!
(優秀…。)


さて、その「ボディスクラブ」、
先日、受講生の方がたまたま撮っていらっしゃった画像がすてきだったので、
「…研究所に送っていただけませんか?」と不躾なお願いをしたところ、
快くご提供くださいました。

 こちらが、「ボディスクラブ」と「バスソルト」です。
(虫よけスプレーも撮影してくださっています!)




先週の講座、<せっけん Vol.1>で作られたせっけんの画像も
ご提供くださいました。

ローズの型でまとめられて。
こんな優雅な感じに仕上がるのですね…。

バスタイムや洗顔が楽しくなりそうです^^


 

真野先生と石 〈その1〉

2013年06月22日

今年度から研究所にいらっしゃった真野先生。
今まで、整理できなかった鉱物見本を整理する!
と、研究所にたくさんの鉱物を運び込み、
4月からとっても意気込んでいらっしゃいました。

なにごとも取り掛かるに遅く、しかも整理整頓の苦手な私。
いやーそんなことおっしゃってはいても、
なんだかんだ先生、今も授業でお忙しいし、
その鉱物、かなり大量ですし、
一年くらいかけてゆっくり整理されればよいのでは…と
失礼にも思っていたのです。
 

先週の金曜日、
「鉱物、整理しましたよ」
と真野先生。

ええっ!もうですか!

「ほら、そこにあった石、ないでしょう」

あ…。ほんとだ…。
あんなに大量にあった段ボールと鉱物が
きれいになくなっている…。

「東館の物理教室のところ、見てきてください」
 

…というわけで、岸先生も一緒に、
鉱物見学に行きました。
 

わ、すごい!
ほんとにみごとにきれいに整理されています!




一つひとつにきちんとラベルまで!
いつのまに…。真野先生、お仕事早いのですね…。




石に見入る岸先生。


 

丁寧に説明してくださる真野先生。



 

見かけは地味ですが、南極の石たちです!



 

ピンクオパール。乙女な色合いできれいですね^^



 

葡萄瑪瑙。もうまんま、種なし葡萄です。デラウェアです!



鉱物ってほんとに個性的で不思議でおもしろいですね。
確かに「ロマン」(5月29日の研究所だより「二八のつぶやき」第二回参照)ですー。
 

突然の鉱物見学でしたが、
真野先生の解説付きだったので、さらに楽しかったです。

(…先生は、この鉱物のコレクションで、
ある企画をあたためていらっしゃるみたいなので、
そちらの展開もこっそり楽しみにしています^^)

機会がありましたら、真野先生の鉱物コレクション、
どうぞご覧になってくださいね!

「ペーパーデザイン」Vol.3

2013年06月20日

「ペーパーデザイン」の受講生の方々が作られた、
「テクスチャースケッチ」の作品をご紹介いたします。

今回の「テクスチャースケッチ」、
テーマは、「野菜」です。

にんにくやきゅうりをデザインされている作品もあるんですよ!

どの作品が、どんな野菜をモチーフにしているのか、
たくさんの想像力をかきたてられる作品集です^^



 
 

   



   



   



   




 




   



   



   



   

「ペーパーデザイン」Vol.2

2013年06月19日

本日は、ペーパーデザイン講座「テクスチャースケッチ」
授業の詳細をお届けいたします!

「テクスチャースケッチ」とは、紙をいろいろに加工して、
その質感や表情を生かして、対象を表現するというもの。
紙で絵を描く、デザインする、コラージュする…といった感じでしょうか…。

今回は、NTラシャという紙を使います。
乳白色で、しっかりした質感もあって、様々に加工しやすいのだそうです。

…さまざまな形に紙を加工されていく受講生の皆さま。

筒に巻き、ストローを袋から出すときのように、
ぎゅーっと巻いた紙を押し下げると、こんな形になります。




こちらは、細めに切ったものに、流れるようなしわを寄せて。




思わず「かわいいー! どうやって作ったんですかー?」
と言ってしまったこちらの双子の丸い物体は、
発泡スチロールの丸い玉に、紙を巻きつけたものだそうです。



この後、半分に切って玉を取り出して使います、とおっしゃっていました。

ふんわりと同じ質感に加工された紙がたくさん。
どんなふうな作品になるのか、楽しみです!




テクスチャースケッチは、まず、対象となる植物の観察から始まります。
こちらの受講生の方のデザインモチーフは、「麦」。


 

ルーペで細かいところまで見て、スケッチされていました。



 「だいぶ乾燥していますけど、乾燥したことによって、
葉の繊維の筋がくっきり見えるし、透き通ってきれいなんですよ」とのこと。
丁寧に説明しながら、実際にルーペをのぞかせてくださいました!
(ありがとうございます!)

   


いろんな部分からみた麦をスケッチしていらっしゃいました。
このスケッチを元に、デザインしていきます。




デザインは、感覚でなんとなくやるのではなく、
対象物をしっかり自分の目で見て、手で実際に描いてからとりかかることが、
良い作品作りに大切なのだ、と花牟禮先生が教えてくださいました。
(深い…。日頃、なんでも感覚で片付けがちな自分をなんとなく反省です…。)

こちらは、花牟禮先生に作品を見ていただいている受講生の方々。
先生は丁寧に作品を見て、アドバイスをしてくださっています。





といっても堅苦しい指導ではなく、笑顔がいっぱいで、
和気あいあいとした楽しい雰囲気です。

「受講生の皆さんが楽しんで課題に取り組んでくださるのが楽しいんですよ」
とにっこりおっしゃっていました。

こちらの方の作品は、「トウモロコシ」がモチーフだそう。
実を覆っている皮が重なったところをクローズアップしたデザインです。




こうしてデザインとして取り出された作品を見ていると、
トウモロコシもなんだかすてきに思えてくるから不思議なものです…。

自然界には素晴らしいデザインが、たくさん潜んでいるのですね。

それにしても、同じ一枚の紙なのに、本当にお一人おひとり、
違う表現をなさって作品を作られていてビックリです…。
受講生の方の発想、感性の豊かさに脱帽です!

花牟禮先生が、生徒の皆さんの作品を撮影してくださったので、
明日はその作品集をご紹介させていただきたいと思います^^
 

アロマテラピー入門「キュートでおしゃれなせっけん作り」

2013年06月18日

先日のアロマテラピー入門は、せっけん作りでした。

手作りせっけん…というと、イメージ的にどうしても
乳白色で、四角くて、がっちりしてて…という先入観があったのですが、
今回、坂口先生の作られた見本を見せていただいてビックリ!

すごくかわいい!とってもおしゃれ!
アロマテラピー入門ですから当前といえば当然ですけど、
その上とってもいい香りー!

一気にテンションが上がりました^^


それでは、授業風景です。
皆さま、とっても手際よく、せっけん作りに取り組まれていらっしゃいます。



せっけんの型です。
お弁当のおかず入れのシリコンカップでよいそうです。
ハートや星、バラの形もあって、とってもキュート。


 

クリアタイプのせっけんです。
こちらを溶かして使います。
くずもちのような透明感…。ちょっとおいしそう…。



 

エッセンシャルウォーマーで溶かしていらっしゃるところ。
この黄色は、ターメリックだそうです。

    


たくさんのボトルの中から、好きな香りを選びます。


  


 

完成品がこちら!




 ゼリーみたいです!とってもかわいい^^
 


見た目にも涼しげです。

このなんともいえないいい香りをお伝えできないのが、
本当に本当に残念です…。


二つ並んでいる石鹸、左はローズマリー、右はウコンです。
(グリーンのタイプは、先生に聞きそびれてしまいました…)

ガラスのお皿に置いてもかわいいですよ、と先生に勧めていただいたので、
自宅のガラス皿に置いてみました。
涼やか~。





おまけ---------------------------

ちなみに、前回のカリキュラムでは、
虫よけとバスソルトとボディスクラブを作られていました。
アロマの虫よけ、すてきですよね…。

 (なんとメモリーカードを忘れるという大ボケで撮影できなかったという
残念な事情が…)

そんなこんなでしたが、撮影してみてね、と
先生にご厚意でいただいたバスソルトとボディスクラブ。



 先生のセレクトされるガラス瓶がまたかわいいのです。

(本当は、受講生の方に撮っていただいた、もっとすてきな画像があったのですが…
 次回、ご紹介できたらご紹介いたしますね)
 

「桐朋教育」第45号、編集作業が佳境です!

2013年06月13日

毎年7月に発行される「桐朋教育」。
ただいま教育研究所では、第45号の編集作業の真っ最中です。
 

積み上げられる校正の山…。


 
 

なんだか大変そう…。



それでも、岸先生は涼しい顔ですいすい作業していらっしゃるので、
「桐朋教育、順調に進んでるんですね」
と伺ったところ、

「実はけっこう追いつめられてるんです」
とのこと。

(そんなふうにはまったくお見受けできません…!)
 

…なんと、まだ届いていない原稿があるそうです!

やっぱり大変だったんですね…。
がんばってください…。
陰ながら応援しておりますので…。
 

7月の完成が今から楽しみです^^

「ペーパーデザイン」Vol.1

2013年06月11日

桐朋講座には、絵画講座含め、いくつかアートの講座があります。
ペーパーデザインもその一つです。
5月のカリキュラムは、「テクスチャースケッチ」でした。

先日は、受講生の皆さまが、一ヵ月間取り組んでいらっしゃった
その作品が完成しつつあるということで、
おじゃまさせていただきました!


 

「ペーパーデザイン」という言葉の通り、こちらの講座は、
様々な紙を使っていろいろな作品を作りながら、その表現を楽しむ講座です。

(…といっても、これではペーパーデザインの魅力が伝わりにくいですよね……)

とにかく何といっても、授業で作る作品のデザインが、
とっても洗練されていてオシャレなのです!
 

ペーパーアクセサリー、年賀状、ぽち袋、お正月準備の祝い箸袋、
グリーティングカードやいろいろな形のボックス…。


どれ一つとっても、講師の花牟禮亜聖先生のセンスが光るデザインで、
その日の授業のレジュメを見ているだけで、楽しめます。
このレジュメ(レシピ?)自体も、またまたかっこいいデザインなので、
ファイリングしたら、そのまますてきなアートブックになるんじゃあ…とも思ったり…。
 

「暮らしにうるおいをプラス」する。
(講座案内の文章より)

まさしく!という感じです。
 

5月は、そんなペーパーデザイン講座の中でも特に、
アート表現に近いカリキュラムだったようです。

…などと書いていたら、長くなってしまったので、
「テクスチャースケッチ」の詳細はまたご報告させていただきます。
お楽しみに!
 

少しだけ、受講生の方の作品をご紹介いたしますね。
(講座案内の文章にもありますが、本当に、「えっ!これが紙?」という感じです^^)


全体像です。

   ↓

       


部分のアップ。とても繊細な表現。

 


紙でこんなに豊かな表現ができるんだ!ということに驚きます。

   

真野先生のイチゴ〈その4〉

2013年06月10日

最近、研究所のイチゴは元気がなく…。
5月は花もたくさん咲いて実も次々になっていたのに、
しょぼんとしてきてしまいました…。




 

真野先生は、

「もうだめなんじゃないですかね」
「素人の限界っすよ」

とおっしゃるのですが、あきらめきれない!

(真野先生も、そうはおっしゃっていますが、やっぱりこまめに
お水をあげてくださったりして、とても気にかけてくださっているのです^^)
 

さて、そんな真野先生のイチゴには、兄弟がいます。
実は、お店から二鉢いただいたそうで、
その一鉢は、生物研究室の助手のMさんのところで育っています。

研究所のイチゴは、室内で温室育ちですが、
Mさんのイチゴはけっこう放任。ワイルドに外育ち。

ですがですが、お日さまの光をたくさん浴びているせいか、とっても元気!





葉もつやつやとしていますし、お花もまだまだ咲きそうです。

「最近、研究所のイチゴは元気ないんです…」とMさんにご相談したところ、
液体肥料を分けてくださいました!

 
  ↓
 


 

とってもきれいなブルー!
(しばし見とれる)

1000倍くらいに薄めて使うそうです。
張り切って、さっそく先週の金曜日にあげてみましたが、
こころなし元気になったようなならないような…。
(がんばってね…)

イチゴはあんまり肥料をあげすぎてもよくないそうなので、
してあげられることがあまりないのですが、
これからも、見守っていきたいと思います!

「窓から見える風景」 淡彩スケッチの一日

2013年06月07日

梅雨に入っても、きれいに晴れる日が続いていましたが、、
今日はしっとりと紫陽花の花が似合うような空模様ですね。

一昨日、6月5日の淡彩スケッチ教室は校外での授業でした。

先週、「上水に架かる小さな橋」をテーマに、
井の頭公園のあたりの橋のある風景をスケッチしにいきます、と
笠松八束先生からのご連絡があったので、
梅雨にも入ったことだし、お天気だといいな…と思っていたのですが、
 念が通じたのか、一昨日は梅雨とは思えないほどのピカピカのお天気!

緑あふれる中を散策気分でのスケッチ、清々しくていいですよね…。
(少し日差しは強かった…かも?ですが)
 

さて、今週は、お出かけの淡彩スケッチでしたが、
先週、5月29日は「窓から見える風景」とのテーマで、セミナーハウスから見える
様々な窓辺の風景を描かれていました。

 それぞれに色々な教室の窓を選んで、スケッチされる受講生の方々。 

           


    
 

淡彩スケッチを指導してくださっている笠松先生は、
桐朋小学校の美術科の先生をしていらっしゃいました。また、彫刻家でもいらっしゃいます。
なので、それぞれの窓辺には、先生が作られた木彫りの鳥(ニワトリ)が。



 

「鳥を入れた窓辺の風景を、と思って」と、ニコニコとおっしゃっていました。

(仙川キャンパスには、何点か先生の作品が展示されているので、
いつか、アート散歩のように、全部回ってみたいな…と思ったりします)


それぞれに個性的でかわいらしい鳥たち。

     

           
 

「淡彩スケッチ」にふさわしく、窓辺から差し込む光や吹き抜ける風が
とてもさわやかなひと時です。



 

笠松先生はお教室をそれぞれ回られて、アドバイスをなさったり、
受講生の方と会話を楽しんだりされていました。

季節柄、体育祭の話題も出て盛り上がりました^^ 

 

鉛筆やペンで、思い思いにスケッチ。

   
 (またもや画像が見づらくて申し訳ありません…)
 

水彩絵の具で彩色して。
同じ窓辺からの風景でも、お一人おひとり、切り取る景色が違います。

 
     


     


授業時間内に皆さま、ほぼ仕上げられていらっしゃいました。

 水彩の透明感は、なんともいえず心なごみますね。

あまりにも日常過ぎて、セミナーハウスの窓からの景色など気にも留めていませんでしたが、
こうやって、きれいに描かれた絵を見せていただいて、
こんなにすてきな風景に囲まれていたんだ!と気づかされました。
見ているようで、見えていないのだなあ…とちょっと反省。

全然方向性が違うかもしれませんが、新しい発見をくださった
淡彩スケッチの受講生の方々に感謝です!

「美文字を書こう!ペン字のワークショップ」を開催いたしました

2013年06月03日

本日は、教育研究所主催の企画
「美文字を書こう!ペン字のワークショップ」の日でした。

桐朋講座の書道教室(かな/入門)を指導してくださっている、
三田広美先生を講師にお迎えして、ひらがな46文字を中心に、
住所やお名前など、普段よく使う文字を中心に学ぶワークショップです。

参加者の方には、三田先生が、受講生の方のご希望の文字を
それぞれに書いた、オリジナルお手本を用意してくださいました。

5月16日に募集を開始したのですが、
参加を希望される方がとても多く、すぐに定員に達してしまった
今回のワークショップ。

きれいな文字の書き方を学びたい!という思いの方が
多くいらっしゃるのだなあ…と感じました。

アンケートにも、丁寧なご感想、ご要望を皆さまお寄せくださり、

「楽しかったです」
「もっとほかの文字も練習してみたいです」
「次回も機会があればぜひ参加したいです」

など、うれしいメッセージをたくさんいただいたので、
ぜひとも今後に活かしていきたいと思います。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

ネイチャーアートの講座におじゃましました

2013年05月31日

  98年から始まったネイチャーアート講座、今年で15周年を迎えられたそうです。

ネイチャーアート…
「植物を観察し、見たままを描き出す」…というと…
ピーターラビットで有名なポターが描いていたボタニカルアートのようなもの?
と思ってお聞きしたところ、優しい笑顔のすてきな松原巖樹先生が、
丁寧にネイチャーアートについて説明してくださいました。

ネイチャーアートとは、ボタニカルアート(植物画)より、
自然全体を対象とする、もっともっと細密な「生物細密画」なのだそうです。

(なるほど!「自然全体が対象」だから、松原先生のホームページには、
お花のほかに小鳥や昆虫、かわいらしい動物の絵も載っているのですね!)
 

こちらの講座を受けていらっしゃる受講生の方は、絵を描くのもお好きだけれど、
やはり、植物が好きな方が多いのだそう。

 


一つひとつの植物を丁寧に観察して細部を写しとる、豊かな時間が流れています。

      










 ドクダミの花を描かれている受講生の方がいらしたので、
「ドクダミですか!」と若干びっくりしながらお聞きすると、
「ドクダミってきれいなんですよ」「この紅い茎もとてもすてきなの」
と教えてくださいました。

 
(見にくい画像で申し訳ありません…)


確かに…。このお教室で見るドクダミは、
草むしりの時のにっくき姿とはうって変わって、とっても清楚なたたずまいです。


 


こちらの水仙の絵は、6回くらいの授業で仕上げられたとのこと。 
ほんとうに細部まで丁寧で見入ってしまいました。
(今度の桐朋祭で展示されるそうです!)


 

   初めての方も、ご経験があって絵が上手な方も、
個人個人のペースで上達でき、 楽しめる講座とのことです。

とはいえ、あまり皆さんお上手なので、
「やっぱり初めての方は気後れしてしまいそう…」と思い、
「初心者の方はどんなことから始めるのですか?」とお聞きしたところ、
「バラの花を描きます」というお答え。

そうなのです。ネイチャーアート、初心者の方は
松原先生の描かれたバラの花の模写から入るのです。

「バラの模写」!
もうその言葉の響きからしてなんだかうっとり!

自分で最後まで描き上げるとうれしくなるし、完成した絵を
額に入れて飾るととてもすてきですよ、と受講生の方が教えてくださいました。

「確かにとってもすてきかもー!」
(脳内で想像してみて、勝手に盛り上がりました)

ぜひぜひ一度体験入学を、と勧めていただいたので、
 いつか有給をとって参加しているかもしれません^^
(もちろん、勤務が最優先ですが!)

一日見学や体験は随時承っておりますので、
研究所まで、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

ニ八のつぶやき〈第2回〉

2013年05月29日

桐朋教育研究所発行の月報、「轂(こしき)」2013年5月号が発行されました!

(月報「轂」について、詳しくは、研究所ホームページの「出版活動」でご紹介していますので、
 そちらもぜひご覧になってみてくださいね)
 

さて、その「轂」で先月から始まった連載「二八のつぶやき」、
今回は、真野先生のご担当です。

 


〔2013 / 5  No.2〕  

“幻のアトランティス大陸、発見 ”そんなニュースが先日飛び込んできた。
大西洋の海底で、日本の調査船が大きなカコウ岩体を発見したというのである。
この「カコウ岩」がキーワードなのだ。

皆さんは、カコウ岩と聞いてどんな石を連想しますか?
この石は都庁の外壁や墓石の石材としてよく使われ、
大陸地殻を構成する主要な岩石である。
ハワイなどの洋上の島々でこの石が発見されることはなく、
海洋地殻は主にゲンブ岩で構成されている。

つまり今回、海底でカコウ岩が発見されたということは、
そこがかつて大陸の一部だった可能性があるということなのだ。
大陸移動説の提唱者ウェゲナーがもし生きていたら、
複雑な思いにかられたかもしれない。

なぜなら大陸移動説に反対していた陸橋説支持者に有利な証拠となるからである。
岩石の種類一つでこのようなロマンがどんどん広がっていく。
「たかが石、されど石!」である。

私は小学生の頃からいろいろな石を集めるのが好きで、
そこら中から拾ってきては図鑑で種類と名前を調べ、大切に保管していた。
学生時代は様々な山に登っては、必ず山頂の石をお土産に持ち帰るのが常であった。
それらの石を見ているとそれぞれの山行の思い出が蘇ってきて楽しいのだが、
もう一つ、その山の今に至るまでの長い歴史も想像することができて
これまた楽しいものである。

教員になってからは、生江先生に連れられてよく飛鳥の古墳巡りに出かけた。
その時、私の視線が行くのは古墳の石材。
何岩かがわかると、周囲の地質図と照らし合わせながら、
その石がどこから運ばれてきたのかがわかる。
すると「どうしてわざわざあの山から?どのようにして?」
といった疑問が次々にわいてきて調べたくなるのである。

京都・龍安寺の石庭を眺めていても、石の配置よりは
それぞれの石が何岩かについ興味がいってしまう。
ちなみにほとんどが何億年前もの海底に堆積したチャートであった。
三越デパートの内壁には石灰岩や大理石が多く使われている。
よく観察すると(警備員に怪しまれたことも)、アンモナイトやベレムナイト(イカの仲間)の
化石が結構含まれていて興味深い。

皆さん、石にはロマンがありますよ。
おもしろそうな石があったら、教研にぜひ持ってきてください。
いっしょにロマンに浸りましょう。                        (真野)

 -----------------------------------

 そんなロマンあふれる「カコウ岩」はこちらです!(真野先生よりご提供)
 
 
       ↓

    

真野先生曰く、「ごま塩っぽい石ですよ」とのことです。確かに!
 

七宝焼教室のご紹介です

2013年05月28日

月曜日の講座の一つに、七宝焼教室があります。
今回、初めて授業風景を見せていただきました!

七宝焼…というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

高校の時に選択授業の「工芸」で
七宝焼を経験したことがあるのですが、
デザインから考えねばならない難しさやら、
釉薬を置いていく時の細かい作業やら、
電気炉に入れる時の緊張感やらに、かなり手を焼いた思い出が…。

もちろん、つたない作品でも
出来上がったときは、とてもうれしかったことを覚えています。 

なので、かなりの集中力を必要とする
授業だと思い、受講生の方の邪魔をしないように…
できるだけ静かに…と、ちょっと緊張気味に
お教室に入らせていただきました。

が、あまりの作品の繊細さや美しさに、
写真を撮りながら、ついつい
「すごーい!」だの「きれいー!」だのとつぶやいてしまったり、
受講生の方にも、「これは今、何の作業をされているところですか?」
などなど勢いあまって質問してしまったり…。

さぞかしご迷惑だったろうと思うのですが、
皆さま、丁寧に答えてくださいました。

 こちらが七宝焼クラス専用の電気炉です。

 

 色とりどりのガラスの釉薬。

    

こちらは、釉薬の色見本です。
絵の具のパレットみたいですね!
(ちなみに、私の高校時代の作品は、この色見本レベルです…)



長く続けて、この七宝焼の講座を受講なさっている方が多いので、
本当にすばらしい作品を作り出されています。



 

小さな金属の土台の上に、釉薬をのせていらっしゃるところ。
なんて細かい作業!




こちらの受講生の方は、丸い形の、
雅な小物入れを作っていらっしゃいました。




7月25日-31日まで東京都美術館で行われる
日本七宝作家協会展に作品を出展され、
賞を取った方もいらっしゃるそうです!
  


先生にお伺いしたところ、初心者の方も、
簡単なアクセサリーから始められるとのことですので、
ご興味のある方は、ぜひ一度、
体験なさってみてはいかがでしょうか?

(ご見学希望の方は、教育研究所までお問い合わせください!)
 

アロマテラピー入門、第2回目!

2013年05月27日

本日は、アロマテラピー入門講座の第2回目の授業でした。
またしても、先生と受講生の方々のご厚意で、
授業を見学させていただけることに…。

毎回授業のおじゃまをして本当に申し訳ないのですが、
皆さま、フレンドリーに受け入れてくださいます。
ありがとうございます!

ところで、先週「次回はせっけんを作るそうです」と
お伝えしてしまったのですが、
せっけん作りは6月のカリキュラムでした…。
(大変失礼いたしました!)

本日は、エアフレッシュナーと消臭剤とのこと。

 

好きなアロマオイルを調合して、
オリジナルのエアフレッシュナーを作ります。

 

 

小さな実験室のような雰囲気です。

     


こちらは消臭剤のコーナー。

重曹を量っていらっしゃいます。


乳鉢など、作業に使用するお道具。
真っ白でころんとしたシルエットが
なんともかわいらしいのです。




  ぐるぐると調合して…。

 


  こんなにかわいい消臭剤が!

 

 消臭剤の役割もするけれど、
サシェのように香りづけにも使えます。
かわいいのにとっても優秀!
 

授業の最後に、「お茶の時間ですのでご一緒にどうぞ」
と先生がお声かけくださいました!



 

本日のハーブティーは、ハイビスカス。
透明感のある紅色が、とてもきれいです。
恐縮しながらもおいしくいただいてしまいました…。
(ちなみに、前回は「たんぽぽとカモミール」)



 
 

お茶をいただきながらお話をうかがっていたところ、
受講生の皆さま、アロマテラピー検定を受けよう!と
思っていらっしゃるそうです。
なんてすばらしい向学心!

第二回目の授業とは思えないほど、
クラスの雰囲気がまとまっていて和やかで、
ほんの少しその場にいさせていただいているだけで、
とても楽しいです。

講座を受けるごとに、
一つひとつ、自分だけの香りのアイテムが
暮らしの中に増えていくのもすてきだなあ…と思いました。

次回は、どんな香りに出会えるのか、
今からわくわくしています。

真野先生のイチゴ〈その3〉

2013年05月24日

真野先生のイチゴは今日も元気にのびのびとしています。
あれからもさらに実をつけてくれましたので、
ダイジェストでお届けします!

今回5月20日の収穫は二粒でした。
大小です。

 


大きい方のイチゴは、こんなふうに赤くなりました。


初々しくてほんのりかわいいピンク色(5月14日)↓
 


 

手前の方にも、一つ、色付いているのがあります(5月16日)。



 

こんなに赤くなりました!(5月17日)



 

収穫(5月20日)。


 

教育研究所のお向かいには、国際教育センターがあります。
今回はそこのスタッフのHさんとOさんに
おすそ分けしました。

「枝でちゃんと熟してて、しかも採りたてだから、
甘さが口の中にふわーっと広がって残るの。おいしい!」

と、スタッフOさんから、グルメレポーターのような(!)
すばらしい感想をいただきました♪
 

さて、本日5月24日のイチゴはこんな感じです。 



 

一つ、また食べごろになっています(奥の方)。

じーっと見ていたら、
「それももう食べていいんじゃないですか」
と真野先生からお声かけいただきました。

ので、収穫。

本日三時のおやつにしたいと思います!

アロマテラピー入門講座、始まりました!

2013年05月20日

今年度から桐朋講座に、
新講座「アロマテラピー入門」が加わりました。

本日は、その第一回目の授業、ということで、
お教室の様子を見せていただけることに。

お教室の中に入ると、すでにふんわりと、
かすかにいい香りが漂っていました。

  
受講生の方々、真剣に先生の講義に
耳を傾けていらっしゃいます。
 




楽しく進む先生のお話に
皆さん、笑顔で和やかな雰囲気です。
 

カラフルなボウル。
 



何に使うのかな?と思いつつ、
かわいらしいので撮影。
 

授業の最後は、ハーブティーをいただきます。


 


途中で先生が、「芳香浴」をやってますので、どうぞ、
とお声かけくださいました。

「ホウコウヨク?」と思いつつ、お教室の扉を開けた途端、
ふわーっとなんとも言えないいい香りに
全身を包み込まれました。


   



皆さんの前に、先ほどのカラフルなボウルが。
 


 
   


ボウルにお湯を注ぎ、アロマオイルを1~2滴落として
蒸気を吸い込むことで、気軽に芳香浴が楽しめるそうです。

撮影のためのほんの少しの間でしたが、
心がほぐれてゆくような、
心地よさでいっぱいになりました。
気持ちをゆったりリラックスさせてくれる
香りの力はすごいですね。


 

次回の授業では、せっけんを作るそうです。
楽しみです!

仙川キャンパスの不思議な花たち

2013年05月17日

 仙川キャンパスには、たくさんの樹木が植栽されています。
中には、とてもおもしろい花を咲かせる木も。

ふわふわしています。↓

   

近寄ってみてもふわふわ。↓

 


「ハグマノキ」といいます。

「ハグマはヤクの尾の毛のこと」で、
別名は「スモークツリー」。

「房状の円錐花序が赤い煙のように見える」のです。


ふわふわもこもこ。

 

こちらは「ブラシノキ」。

  


何とも鮮やかな、くっきりした紅色!
仙川にいながらにして南国気分です!

解説には「雄しべが瓶洗いのブラシ状」と。確かに…。
見た目そのまんまのネーミングなのですね。

分布はオーストラリア西部だそうです。
見ているだけで、なんだか陽気な気分になる花です。
 

ほんとにブラシのよう。
 

ハグマノキの花期は6月~7月
ブラシノキは5月頃まで、だそうですので、
機会がありましたら、どうぞご覧になってくださいね。

真野先生のイチゴ 〈その2〉

2013年05月13日

二つめのイチゴが食べ頃になりました!

ほんとに真っ赤でつやつやです。かわいい。
 


 

それにしてもこのイチゴの苗、どんどん実を付けてくれます。

あんまりにもしっかりおいしそうな実がなるので、
研究所の女性スタッフ三人で不思議に思い、

「イチゴってこんなに簡単にできるものなの?」
「お水、あげなくてもいいのかな?」
(女性が三人もいるというのに何もしていませんでした…)

などと会話していましたが、
後日、真野先生が、ちゃんとお水をやって、
お世話してくださっていたことが判明!

そうですよね…。
でなければ、あんなに元気に育ちませんよね…。

真野先生、細やかでいらっしゃいます…。

土曜日に二つめのイチゴを撮影していたら、
先生が「食べていいですよ」と言ってくださったので、
遠慮なくいただきました!

 

本当に甘くてみずみずしくて、おいしかったです^^

 




念願のツーショットもいただけました!
  

まだまだたくさん実がなりそうな予感いっぱいの
真野先生のイチゴです。

真野先生のイチゴ 〈その1〉

2013年05月10日

教育研究所の窓辺で、すくすく育っているイチゴの苗。
真野先生が持ってきてくださいました。

先生が顧問をされている高校ソフトボール部は、
3月26日から30日まで、静岡県牧之原市で行われた
「全国私学女子ソフトボール選抜大会」に出場したのですが、
その帰りにイチゴ狩りをしたところ、
農園の方からいただいたのだそうです。

写真は一つめのイチゴ(5月2日撮影)。

真っ赤になって、とてもおいしそうでした。

研究所の皆で「すごいすごい本物のイチゴだ!」と観賞。

ゴールデンウィーク中に、ちょうど食べ頃になったため
真野先生が召し上がったとのことです。
とっても甘くておいしかったそうです。

本当は、真野先生とイチゴのツーショットがほしかったのですが…。

二つめのイチゴに期待します!
(現在成長中)

月刊情報誌「轂」と「二八のつぶやき」

2013年05月01日

桐朋教育研究所が桐朋学園女子部内部に生きた情報を提供することを目的とした月報が「轂(こしき)」です。

「轂」とは、車輪のかなめという意味。
この誌名には、学校のかなめとして力を伝える役割を果たす、
という信念が込められています。

平成元年10月に創刊以降、学内の教職員の随想、各種業績や自主参加した研修会の紹介、
外部の紀要や一般教育雑誌に掲載される情報の紹介等を行ってきました。

4月からその「轂」で、新企画「二八(にっぱち)のつぶやき」の連載が始まりました。
教育研究所主任の岸一正先生と今年度から所員として赴任された真野彰先生が、
交代で執筆されます。

タイトルの「二八のつぶやき」は、お二人とも「昭和28年生まれ」というところから
名づけられました。

この「研究所だより」でも、これから「二八のつぶやき」をご紹介していきます。 
記念すべき第一回の担当は岸主任です!





〔2013 / 4  No.1〕

今手がけている自分の仕事が完成するのは十五年後。
さらに、完成した後も常に改訂をくわえる作業を継続していかなくてはならない。
そんな仕事、自分にできるだろうか?
映画「舟を編む」を観て思わず考えてしまった。
原作は、去年の本屋大賞受賞作、三浦しおんの同名小説である。

十五年をかけて地道に丹念な作業を続けて新しい辞書を作る。
主人公のほんわかした恋愛エピソードはあるものの、
特に劇的な要素もなければ、波乱万丈の展開もない。
小説は、主人公の心の動きが丹念に描かれており、面白く、読み応えのある作品であった。
しかし、映像化するとなるとどんなものなのか、
正直あまり期待はしていなかったが良い意味で裏切られた。
果てしない作業に淡々と取り組む、名前通りの真面目人間である主人公の馬締と
彼を取り巻く様々な人々とのやり取りが時に面白おかしく、時に切なく、
大変見ごたえのある作品に仕上がっていた。

普段何気なく手にしている辞書がどんなふうに作られているのか。
制作に携わる人々の並大抵ではない苦労がよくわかる。

辞書作りは、まず用例採集から始まる。辞書に乗せる言葉集めである。
主人公と辞書編纂の責任者である老言語学者がハンバーガーショップで
女子高生の話しに聞き耳を立て、気味悪がられるシーンは大いに笑えた。
常にメモ帳を携帯し、気になる言葉があるとメモを取る。
そして、その言葉に解釈をつける。
「右」という言葉をどう説明するか。他の辞書と同じではいけない。
老言語学者の説明は「数字の10の0が右」。

たしかにひとつひとつの言葉を改めて説明するのは難しい。
そんな苦労をして集めた言葉も、いざ編集段階では既に古くなってしまい使えない。

また、最終段階で印刷する紙をどうするか。
めくりやすく指離れがよく、かつできるだけ薄くて裏写りしない紙を特注で開発し、
納得いくまで何度も制作を繰り返す。
そんな苦労を積み重ねてようやく完成したと思ったら、翌日からはすぐに改訂作業の開始。
映画では辞書作りの大変さと共に、言葉を駆使して人と向き合うことの大切さを
メッセージとして投げかけている。一見の価値がある映画である。
ちなみに「大辞林」は完成まで二十五年の歳月を要したとか……
編集者の苦労は察して余りある。

(岸)