研究所だより

二八のつぶやき〈第5回〉

2013年11月06日


秋も深まってまいりまして、
研究所の周りの木々も、だんだんときれいに色づいてきました。
清々しい空気の中、秋を満喫しております。

さて、桐朋教育研究所発行の月報、「轂(こしき)」2013年10月号が発行されました!
 
連載「二八のつぶやき」、今回は、第5回目、
岸先生のご担当です。

皆さまも、今季は夢中になってご覧になったかも?の
二つのドラマのお話です。






〔2013 / 10  No.5〕  



普段、連続のテレビドラマはなるべく見ないようにしている。
なかなか、続けて見ることができないからだ。
しかし、今年は二つのテレビドラマに引き込まれてしまった。

一つはNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」、
もう一つはTBS日曜劇場の「半沢直樹」。
どちらもリアルタイムでは見ることができないので録画して見た。

「あまちゃん」は初回をたまたま自宅で見て、
一気に引き込まれてしまった。
朝のドラマということでとにかく爽やか、楽しい。
主人公が苦境に立つこともあるが基本的にはあっさり解決。
様々な伏線が最終回の希望に満ちたラストシーンにつながり
満足できる終わり方であった。

一方「半沢直樹」は毎回見ていて苦しい。だけど目が離せない。
「下町ロケット」や「空飛ぶタイヤ」を書いた
池井戸潤氏の原作ということで見始めた。
池井戸氏の作品に共通するパターンは、
主人公がとことん追い詰められ苦境に立たされ、
最後に痛快な大逆転。

しかし、今回はおそらく続編につながるのであろう、
痛快な終わり方ではなかった。

二つのドラマは「じぇじぇじぇ」「倍返し」という流行語も生み出した。
今年の流行語大賞を争うことになるだろう。

「半沢直樹」ではもう一つ「土下座」のシーンが頻繁に描かれていた。
ドラマが放映されているさなか、
ある有名衣料品チェーン店で、女性店員二人に土下座をさせ、
その姿をツイッターで公開した女性客に
批難が集中するという騒動が起こった。
批難された女性が「半沢直樹」を見ていたか定かではないが、
学校現場においても保護者との間で既にいくつか
「土下座する、しない」といったトラブルが起きているという。

おりしも「あまちゃん」の脚本を書いた
宮藤官九郎氏の脚本・水田伸生監督による
「謝罪の王様」という映画が公開されている。
「土下座を越えた謝罪がある」
というコピーを掲げた喜劇であるが宮藤氏は言う。

「謝ることがコミュニケーションの手段になっていることが、
そもそも変ですよね。
悪いことをしたら、ごめんなさいと言う。
そんなシンプルな事なのに、
タイミングを計ったり、偉い人が出てきたり、
マイナスをプラスに変えようとしていることが、
もう本質を見失っていると思います。」

この映画は「相手に対して誠意と敬意」を持って
接することの大切さを教えてくれる。
「あまちゃん」においても主人公アキの素直さ、率直さが道を開く。

人と関わる教師という仕事。

「誠意」を持って「率直」に
生徒や保護者と向き合っていきたいとの思いを新たにした。              

(岸)




岸先生は時々、研究所でもお薦めの本や映画のお話をしてくださいます^^

秋は芸術と文学の季節!
ドラマや映画、小説の世界にひたってみるのもいいですね。

 

八ヶ岳高原寮創設50周年記念!

2013年11月19日

このところ、すっきりと美しい秋晴れの日が続き、
なんだかとてもうれしく、心楽しくすごしております。
(これぞ日本の秋!ですね^^)

今年は、桜がとてもきれいな色に紅葉している…と感じるのですが
気のせいでしょうか?
つややかに鮮やかな紅色や、
ほんのり薄桃色と黄色のグラデーションになったものや、
ほんとうにきれいです。

あんな猛暑だったにもかかわらず、
時期が来ればきちんと美しく色づく植物はえらいなあ…としみじみします。


そんな清々しい朝、本日、桐朋では創立記念式典が行われました。
第48回桐華賞の発表もあり、岸先生によると、ご本人だけでなく、
お友達の受賞を喜ぶ生徒さんの姿もあったとか^^

さて、その数日前、教育研究所には、
大量の段ボールが運び込まれていました。 ↓





中身はなんでしょう……。




のぞいてみましょう…。




こちらです!





そうなのです。今年は、八ヶ岳高原寮、創設50周年なのです!
それを記念して、教育研究所では、真野先生、岸先生が企画なさり、
すてきな記念品を作られました。


こちらがその記念品、八ヶ岳高原寮の絵はがきセットです!



八ヶ岳高原寮の周りの自然や生き物たち、
四季折々の高原寮の風景を絵はがきに。


写真ももちろんすばらしいのですが、はがきの紙の風合いも
とても雰囲気があって、すてきなのです。
(先生方と印刷会社の方が、「良いものを…」とこだわって選ばれました^^)

ちなみに、写真を撮られた方は、真野先生、小学校の岡部先生、
卒業生のイトウフォトさん、元、中高の教員でいらっしゃった小笠原先生…、
と、すべて、桐朋学園にゆかりのある方で作られた、
こころのこもった絵はがきです。

生徒の皆さんには、本日、記念品としてホームルームでお渡しいたしましたが、
こちらの絵はがきは、販売も予定しております!

詳細が決まりましたら、また、ご報告させていただきますので、
どうぞお楽しみになさっていてください^^