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2012年度三専攻合同公演
 調布市せんがわ劇場指定地域連携事業

専攻科演劇専攻最終公演
2012年度三専攻合同公演
 調布市せんがわ劇場指定地域連携事業


ポーマルシェ・作  木村光一・台本  ペーター・ゲスナー・演出 『フィガロの結婚』

1月31日(木)~2月3日(日)にせんがわ劇場にて、『フィガロの結婚』を上演しました。


イベントレポート

 専攻科修了公演「フィガロの結婚」ボーマルシェ作、木村光一訳のオペラの名作を、ペーター・ゲスナー先生のユニークな指導の下、上演しました。
 調布市せんがわ劇場指定地域連携事業、三専攻合同公演、と銘打った上演のとおり、封建時代のヨーロッパの風俗を立体化する大きな舞台美術、大仰とも見える衣装の取り扱いを、ステージ・クリエイト専攻の一年生たちはフル稼働でがんばってくれました。音楽専攻の学生が舞台脇でギターの三重奏、これまた桐朋学園短大ならではの贅沢なライブの表現です。芸術、そして文化。その香りの高い雰囲気が、舞台からまっすぐこちらへ向かってくるとてもすがすがしい上演でした。

 専攻科の学生たちはこのどたばた喜劇を見事に立体化して見せてくれました。ボーマルシェがこの作品を書いたのはフランス革命が始まる十年前です。伯爵のスキャンダルを、身分の低いフィガロが暴露する内容は、フランス革命で起こることを予感させるようです。貴族の横暴に平民たちが対抗するあの革命の前夜に書かれたこの作品は、社会を痛烈に批評する進歩的な戯曲でもあるのです。いま、この時代にこの作品を上演する意味は自ずから明らかでしょう。そうした志高い上演を、決して役者たちは気負いすぎず、肩の力を抜いて精一杯楽しく演じてくれました。踊ったり歌ったり、そのこっけいなやり取りのすれ違い、とんちんかんな人間関係のもつれ、役者が愉快そうに演じているように見せるためには、実はとても鍛錬を長く深く経た力量が必要だということは桐朋の学生たちなら皆知っています。

舞台裏も舞台上も一体となったがんばりの結晶が、寒い東京の冬を少し暖かくしてくれた奇跡。本番を目撃できたお客様は幸運でした。
 この上演を最後に学び舎を修了して去っていく学生がいます。残ってこの学園の発展にさらに力を尽くす学生がいます。別れと出会いの連続こそが人生、そしてその貴重な場所が劇場なのでしょう。関わる人がそれぞれにやさしく切実な感情を持って終えた上演でした。

井上理恵先生blog

本作に関する批評

 本学非常勤講師:井上理恵先生のblog「井上理恵の演劇時評」に、本作品に関する批評が掲載されています。本公演ならではの魅力や作品に関する解説等を丁寧に書いてくださっているので、ぜひご覧ください。
井上先生blog 『井上理恵の演劇時評』


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キャスト・スタッフ等の詳細はこちらのサイトから!




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