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『三年G組 -ある夏の日に-』

専攻科演劇専攻試演会
『三年G組 -ある夏の日に-』


『三年G組 -ある夏の日に-』 作・演出:ふたくちつよし

11月17日(土)・18日(日) 専攻科演劇専攻試演会「三年G組 -ある夏の日に-」を上演しました。


 作・演出のふたくちつよし先生の大胆な指揮のもと、演劇専攻の専攻科一年・二年生の学生たちが役者で、ステージ・クリエイト専攻一年生の学生がスタッフで協力し、見事な演劇作品を完成させました。

 ある夏の日に、とある高校の校舎でクラス会が行われます。二十四年ぶりに会うかつてのクラスメート。かわってしまったあいつに、ちっともかわらないあいつ。四十二歳の中年男女たちはさまざまに日々苦労しています。そんな彼らの日常が、いっそうこの日の懐かしい感情をかきたてるようなのです。

この社会で生きている限り避けられない多様な苦悩は、ときにはかつての仲間たちを引き裂くようにはたらきます。けれど、高校時代に結ばれた熱い関係は、ときをこえてまた、困難を乗り越えさせてくれる。勇気はお互いの信頼からまたよみがえるのでしょう。ラストシーンの苦くて熱い役者の立ち姿は、とても印象深く、この世界に生きていることの貴さを訴えかけてくれました。
 前の週と同じく、この試演会にもステージ・クリエイト専攻の学生がスタッフとして加わっています。今年度はじめから始まったこの企ては、今回もうまく成果に結びついたようです。舞台は役者だけでは出来上がらない。しかしスタッフが主張しすぎても成果を生みはしない。そういう微妙で奥深い学びを、彼らはこの日々で確認できたようです。

 学校の教室を具体的に造形した舞台美術の大きさ。基本あかりの時間の長い照明プランは、ラストの興奮をひきたてるためにうまく効果を発揮していました。語り過ぎないが情緒をきちんと伝えてくる音響効果。制作、演出助手、舞台監督、そうした多様で地道なスタッフの支えが随所で役者たちののびのびしたパフォーマンスを生んでいました。次の上演実習はさらに楽しみになりました。
 卒業生、外部の劇団から出演してくださった役者の皆さんとの共演は、学生たちが役者として演じている時間にさらに厳しく刺激を与えていたようです。

ひと皮向けた彼らの力強い発声、演技の充実に、この短大の歴史の長さがぶあつく後押ししてくれることを感じます。「がんばれ、中年!われらが青春!」と大きく黒板に書かれた冒頭のメッセージは、二十歳前後の役者たちで演じるには難しかったはずですが、あますところなく苦くて甘い思いを客席に届けてくれました。

専攻科演劇専攻試演会『三年G組 -ある夏の日に-』




キャスト、スタッフ等の詳細は、こちらのページをご覧ください。


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