学校生活

行事について

授業と同じくらい、行事を大事にしています。

真野彰

桐朋女子では授業と同じくらい、行事を大切にしています。それは、将来を考え、バランスのとれた人間として社会で活躍するために、知性と同じように感性を豊かに育てたい。そして、その感性は行事や部活動、生徒会活動、ホームルームなどの教科外の場で育つと考えているからです。

全体と個人のバランスが問われる行事運営の場は、自分個人の動きだけでなく、ときには自分を殺して取り組まないと集団を動かし、そしてまとめることは難しいということを学習する格好の機会です。突発的な事態、想定外の事態、そこで自分の判断、集団全体をみすえた判断が要求され、自由と責任のバランスを自覚します。そして桐朋女子の行事は生徒が作るもので、教員はあくまで労を惜しまないサポート役に徹しています。

二大行事、「体育祭」「桐朋祭」で結束を高めます。

たとえば、さまざまな行事の中でも、最大に盛り上がる行事の一つ、体育祭。ここでは、学年対抗で競うことで、一層白熱します。各学年が勝利のために、自分たちで決める選手選考の段階から、ときにはぶつかりあいながら、お互いに支え励ましあって練習。そして、自分は希望通りの競技に出られなかったとしても、学年全員で勝利を勝ち取ってよかったと思えるよう、団結を強めながら競技に臨みます。

また体育祭と並ぶ盛り上がりを見せるのが文化祭「桐朋祭」です。中学はクラス発表が義務付けられ、クラスの団結力を競います。高校は義務ではありませんが、毎年全クラスが発表します。中でも、高校3年生は、各クラスで一つの演劇作品を仕上げるべく、最後まで完全燃焼します。団体数はクラス・クラブ・個人グループ合計で毎年100以上。各団体のメンバーは適材適所でその力を結集し、映画や演劇、音楽、パフォーマンスやバザー、展示発表など自分の得意な分野で活躍しています。

コミュニケーション力、段取力が自然に身につきます。

教務 真野彰

集団行動をしようとするとき、そこでは必ずコミュニケーションが必要になります。前に進もうとするときには話し合いが不可欠です。自分の意見を聞いてほしいから、相手の意見にもきちんと耳を傾けます。激論を戦わせることもありますが、お互いに胸に思うことをきちんとぶつけ合って納得しなければ前には進めないことを、行事をはじめとするさまざまな教科外の活動で、生徒たちは学んでいきます。また、一つの目標を達成するために、段取りを考え、集中力をもって取り組む力を身につけます。

何を優先して行動すればよいのか、集団と個人のバランスをどう取っていけばよいのか。実体験を通して、こうしたことを考えていく力が身に付けば、どんな場面に遭遇しても、その場をうまく取り仕切ることができる。卒業後の桐朋生の評価の高さの理由がここにもあります。

GUEST'S VOICE
GUEST'S VOICE1

みんなを一つにしていくことに、やりがいを感じました
中1から高3までの学年対抗で優勝を競い合いますから、高3は絶対に負けられません。全員が思いを一つにして勝ち取るために、最初は練習に消極的だった人たちをも、どうやって巻き込んでいくか。学年のまとめ役として、ときには怒鳴りながらも、みんなを一つにしていくことに、やりがいを感じました。一致団結してつかんだ勝利は、何物にも代えがたい喜びでした。

GUEST'S VOICE2

多くの人の意見を汲み取る難しさ、そして達成感を味わいました
文化祭委員の仕事は、規定やルール作りから始まります。中1から高3まで数多くの人が関わる行事を運営するために、生徒や先生の意見を汲み取って、できるだけ多くの人の希望をかなえられるように考え実行していくのは大変ですが、それだけにやりがいがあります。地味で目立たないことも多い仕事ですが、生徒はもちろん学外からのお客様に、「桐朋祭は楽しかった」と言ってもらえ、とてもうれしく感じました。

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