進路

卒業生 Vol.5

インタビュー05

自分のことを信じ、目の前にあることに全力で取り組む。
当たり前のようで、そうそうできることではありません。

上宮 菜々子さん UEMIYA Nanako 56期卒業生

勤務先:テレビ朝日 総合編成局 アナウンス部

Profile

1994年4月 桐朋女子中学校入学
2000年3月 桐朋女子高等学校卒業
2004年3月 東京外国語大学 外国語学部 欧米第二課程 スペイン語学科卒業
2004年4月 テレビ朝日入社 アナウンス部配属

自分を受け入れ、見守ってくれる場所

 桐朋女子での思い出として、ある先生に「メリハリが大切。どれだけ時間をかけるかということだけではなく、どういう風に時間を使うかを考えてみよう。」とお話し頂いたことをとても鮮明に覚えています。当時、受験勉強にも本格的に取り組まなければいけない時期で、スキー合宿に参加するか悩んでいた中、その言葉を聞いて、「高校の思い出も作りながら、受験勉強もできる!それは私次第。」と思うことができました。それ以降、時間の使い方が変わり、その後の人生において、時折思い出す言葉となっています。

 山登り、修学旅行、文化祭といった様々な行事のなかで、やはり一番は体育祭です。中学1年生から、"足の歴史の二人二脚"を、同じパートナーと6年間担当しました。体育祭の翌日から来年の体育祭に向けて練習したこともあり、何よりも頑張っていた気がします。学年全員で一つになる雰囲気も大好きで、個人で何かに臨むよりも、チームワークが好きになったきっかけでもあります。

 桐朋はありのままの自分を受け入れてくれ、見守ってくれるところです。多感な時期で、帰国子女でもあった私は、どこかみんなと違うところがあったのか、帰国してすぐに通った日本の小学校には馴染むことができませんでした。でも桐朋では、中1D組で最初にとなりに座った友達と、6年間も足の歴史でパートナーを組むことになるなど、登校初日からとても楽しく、あっという間に自分の居場所となりました。大学受験を控えた時期には、世界史の先生や英語の先生に放課後も個人的に勉強を見てもらうなど、様々な点で支えて頂き、必要な時に必ずそこにいてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

目標を決め、挑戦する勇気

 桐朋女子を卒業して大学に進学すると、とにかく勉強が大変で、限られた時間しかありませんでしたが、今しかできない様々な経験を積みたいと思っていました。通訳・翻訳、電話オペレーター、飲食店の店員などのアルバイトを経験しました。サッカー日韓ワールドカップでは通訳のボランティアをしたこともあります。興味のあるものには全てチャレンジしました。そのことが就職活動でも活かされたと思っています。

インタビュー05-4

 国内、国外問わず、報道やスポーツの現場で起きている出来事について、その重要さや感動などを、わかりやすく、自分の言葉で伝えたいと思い、アナウンサーを目指しました。今注目の人物にインタビューして、その人の魅力を引き出すことにもとても興味を持っています。 アナウンサーの仕事は、最後のバトンを受け取って、番組製作スタッフの思いや、取材に協力してくれた方の思いを、自分の言葉できちんと伝えることです。チームの一員としてその役割を果たせた、と思ったときに達成感を感じます。

インタビュー05-2

 自分のことを信じ、目の前にあることに全力で取り組む。当たり前のようで、そうそうできることではありません。でも、とにかく生徒のことを信じてくれて、「見守る」という桐朋女子ならではの先生方の姿勢によって、信頼されているという自信が生まれ、目標に挑戦する勇気が持てるようになりました。桐朋女子中学校高等学校に入学できたからこそ、遠い夢であったアナウンサーという仕事に、一歩一歩近づくことができ、今の私に至っていると思います。

まだまだ挑戦!

インタビュー05-5

 アナウンサーという仕事は、自らの人間力もとても大切な要素だと思っています。これからも様々なことに興味を持ち、アナウンサーとしてのスキルを上げることを怠らず、精進したいと思っています。すぐそこに迫っている東京オリンピック・パラリンピックも、ぜひ取材してみたいです!

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