 
くらしを知る
中学1・2年では自らのくらしを見直し、くらしを創るための技術を身につけることを主な目的としています。「食物分野」では栄養素や食品について学ぶと共に、年に3回ほどの調理実習を行うことによって、基本的な調理技術を身につけます。「被服分野」では布の成り立ちや特徴を実験や実習をしながら学びます。ミシンを使って弁当袋やバイアステープを利用したエプロンの製作も行います。「住居分野」では世界や日本の住居の特徴について学習した後、バリアフリー体験をしながら快適なくらし方について考えます。「技術分野」ではエネルギー問題、環境問題についても学習します。
社会の中での暮らしを考える
中学3年、高校1年ではさらに、社会の中にある家庭・家族を意識しながら、学習を進めます。分野は家庭経済・保育・情報・木材加工などにも広がります。「保育」では、自らの育ってきた道筋を振り返ります。家庭経済では契約や支払の仕組みを学び、悪徳商法に関してはシミュレーションを重視して学習します。木材加工では木材を使った作品を製作しています。食物・被服・住居は歴史や文化そして現代の問題といった、社会的視点から暮らしを捉える学習です。その視野から調理や日本の刺繍(こぎん刺しなど)を行っています。また、レポートや発表学習を取り入れ、主体的に学習していく姿勢を養います。
ライフスタイルをつかむ
高校2年での授業では『家族・家庭』の内容に関し深く学びます。民法などの基礎的な知識を理解した後、ディベート学習を行います。ディベートを通して家庭をめぐるさまざまな問題への認識をより深めることができます。さらに希望者による桐朋高校(男子校)の生徒との意見交換会を行い、同年齢の異性と意見を交わすことで、視野を広げる機会を持ちます。また、年3回の「家庭総合の日」では、高齢者施設・保育施設などを訪問し、見学や実習を行います。このような体験を自らのライフスタイルをつかむ一歩としていくねらいです。高校2・3年には自由選択科目として「食物」「被服」「家庭特講」があり、各人の興味関心に応じ、受講することができます。
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