学校案内

教育目標

教育理念「こころの健康 からだの健康」

現代に生きる子どもが育むべき資質・能力とは何でしょうか。
文部科学省は、変化の激しい社会に「生きる力」の重要性を強調しています。
この「生きる力」の言葉のなかには、相手の立場に立って考えたり共感したりすることのできる温かい心や、美しいものや自然に感動する心といった柔らかな感性、たくましく生きるための健康や体力も含まれています。

いま、子どもたちを取り巻く環境に目を向けてみると、殺ばつとした競争社会に有害な情報が氾濫しており、心と体のバランスの取れた成長が危ぶまれています。
桐朋女子が掲げる教育理念「こころの健康 からだの健康」は、そんな子どもたちに、心も体も健康に育ってほしいという願いが込められています。

40年の時代を超えて新鮮な響きを持つ理念

「こころの健康 からだの健康」を打ち出した当時の校長 生江義男の言葉

○私は皆さんの顔を見るたびに、いつもハスの花を思いうかべます。
インドでも、エジプトでも、この花を花のなかで一番清らかな花と考えたのです。インドでは、はすの花のことを、心臓、ハートという意味に使っているそうですし、あらゆる人間はハスの花から生まれたとも考えているようです。
ハスの花は、泥水の中から出てきますが、それでも清らかな花を咲かせます。私は、皆さんに、この泥水のようにどろどろした時代の中のハスの花になってほしい、と思っています。どろどろした時代に生きていても、その汚れに染まらずに、その中でハスの花のような“清らかな命”をはぐくんでほしいと願っています。

『続学園歳時記』(生徒に対する校長談話集)より

○私が「こころの健康」「からだの健康」という言葉を使う場合にも、その言葉をただ単に「モットー」として定着させてしまうのではなく、常にその言葉から引き出される新しい教育目標に向かっての創造活動を意味しているのである。

桐朋教育研究所時報13号『教育と健康』
1969(昭和44)年11月より